:::ホーム手の込んだ、馬祖の   動植物生態
動植物生態
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馬祖エリアは亜熱帯海洋性気候に属し、季節風や海流、地理的位置の影響を受け、四季がはっきりと分かれています。冬は寒くて湿った気候で、春夏は霧が多く、秋は一般的に安定した気候となっています。馬祖の緯度は台湾北部よりもやや高く(約1度)、大陸型気候である中国大陸に近いため、気温は台北よりも低く、年平均温度は摂氏18.6度で、朝晩の気温差が激しいです。毎年12月から2月までが気温が最も低く、2月の平均気温はわずか10度ほどで、7、8月は気温が最も高く、月平均で約29度となっています。

馬祖は台湾島の西北、台湾海峡上にあり、行政区分では連江県に属し、南竿郷、北竿郷、東引郷、莒光郷の4つの郷を管轄し、南竿、北竿、東莒、西莒、東引、亮島、高登、大坵、小坵、さらに無数の無人島を含みます。東西の幅が狭く、南北に細長い地形をしており、総面積は29.52平方キロです。

馬祖列島の大部分は花崗岩で組成されており、数千万年にわたる波の浸食や風化作用により多様な地質景観が形成されました。険しい崖や断崖絶壁、海蝕溝、何層にも分かれた節理や高浪に磨き上げられた海蝕門、海蝕柱、海蝕洞など、これらの地質景観は馬祖では到るところで見られます。壮観な断崖絶壁のほかにも、平らな美しいビーチもあります。北竿には「糖沙」という優美な名が付いた「塘后道ビーチ」や「午沙ビーチ」、「坂里ビーチ」があり、莒光には「福正ビーチ」や「坤坵ビーチ」があります。奇岩怪石が並ぶ「西莒菜埔澳」や、透きとおった海水で知られる「西引清水澳」は、馬祖の代表的な礫浜です。

馬祖は地理的に中国大陸に近いため、海洋島嶼と大陸の両方の特性をもち、数多くの独特な動植物種が生育しています。例えば、圓蓋陰石蕨や黒足鱗毛蕨といったシダ植物はあちこちで見かけられます。さらには島嶼の特性によって原生種へと進化したものもあります。これには馬祖石蒜(ヒガンバナ)や馬祖紫檀(カリン)や馬祖野百合といった馬祖の名前が付けられた植物が含まれます。

毎年、馬祖に飛んでくる可愛いらしいお客さんも忘れてはいけません。彼らの多くは馬祖の無人島の岩礁の上に巣を築き、繁殖活動を行います。1990年5月に「馬祖列島アジサシ保護区」が設けられました。これには東引郷の雙子礁、北竿郷の三連嶼、中島、鉄尖島、白廟、進嶼、南竿郷の瀏泉礁、莒光郷の蛇山など8つの島嶼が含まれています。主な保護鳥類はマミジロアジサシ、エリグロアジサシ、ベニアジサシ、オオアジサシ、ウミネコ、エグレッタ・サクラ、アマツバメなどの7種の鳥類です。

最終更新: 2017/02/14 13:13
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