東引の伝奇
観光名所
旅行スケッチ

面積:約3.8平方メートル、相当台北市の70分の1
人口:約1,080人
おすすめのルート:

東引は馬祖列島の東北端にあり、台湾最北端の地でもあります。東引と西引の2つの主要な島からなり、総面積は4.4平方キロ。台湾の基隆から西北方向に約100カイリの位置にあります。島全体は海上から高く聳えており、傾斜も急で、馬祖で唯一砂浜のない島となっています。海蝕地質景観は豊富で、貝類など海産資源に恵まれているほか、植物も繁殖しています。さらにウミネコの最南端の繁殖地としては世界記録をもちます。東引および西引の両島は軍が築いた道路と堤防によって繋がっています。島には軍事歩哨が密集しており、現在でも馬祖列島の最北端を守り続けている重要な戦略拠点であり、戦地色が感じられます。

東引の旧称は「東湧」でした。島の周囲は水深が深く、流れも急であるため、この名前が付けられました。1956年に「東引」に改名され、正式に郷が設けられました。伝承によると、遥か昔、福州の東北海上に一夜にして孤島が突如出現(中国語で「湧現」)したことから、「東湧島」と名付けられたそうです。実際、馬祖列島の中でも、東引周辺の海域は水深が深く、船舶が南竿から東引へ向かう時、亮島(俗称:浪島)を通過すると、浪(湧浪)が急に大きく押し寄せます。このことから昔の人々は「湧」という字を用いて呼んだということです。

東引は「水深潮暢、群礁拱抱(水深が深く、潮の流れもスムーズ、かつ暗礁に囲まれている)」場所で、磯釣りをする人にとってはパラダイスです。彼らは寒い冬でも苦労を厭いません。また、東引はウミネコ保育の故郷でもあります。そして、人文関係に興味のある方におすすめなのが三級古蹟の「東湧灯台」です。「一線天」や「燕秀潮音」などの自然景観では神業のような美しさを愛でられます。そのほか、安東坑道や随所にある軍隊の陣地、トーチカ、歩哨所、迷彩色を着た兵隊など、特殊な戦地風景も見られます。

交通資訊

台馬輪が東引、南竿、基隆を往復。東引にはバスはなく、タクシーおよびバイクが主要な交通手段となります。バイクは民宿や旅館で借りられます。比較的平坦な地形なので、徒歩とタクシーを組み合わせるのがおすすめです。

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