大坵島で鹿を探す
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- 更新日:0001-01-01
開催月
3、4、5、6、7、8、9、10
開催場所
北竿郷・大坵島(ベイガンきょう・ダーチウとう)
開催時間
毎年3月から10月頃に実施されます
大坵島は北竿島の北側に位置する小島です。かつては数百人の駐留軍人や住民が暮らしていた時期もありましたが、現在は数軒のオオイタビ(薜荔)に覆われた古い民家が、往時の面影を静かに語り継いでいるのみとなっています。
現在の大坵島には、従来の道のほかに主要な遊歩道が整備されており、面積約0.6平方キロメートルの島内を一周できる生態遊歩道が設置されています。豊かな動植物の生態と海蝕地形に恵まれ、歩道沿いでは軍事施設の跡地や野生のタイワンヌマシカ(梅花鹿)が見られるほか、見晴らしの良い海岸線を一望することができます。
島の北東側は、大坵の海岸地景を鑑賞するのに最適な場所です。海蝕溝や海蝕洞などの地形が見られるほか、北東の端からは小坵島や、大・小坵の間に位置する岩礁(顕礁)を望むことができます。この岩礁付近は水深が浅く、かつては二つの島がつながっていた場所が、長年の波の侵食によって分離したものと考えられています。また、北東側では花崗岩の節理面に沿った浸食が進み、多くの海蝕溝や海蝕洞が形成されています。
毎年6月から9月にかけて、連江県政府による大坵島への運航便が手配されており、海上から北竿の海岸線や集落、アジサシなどのバードウォッチングを楽しむことも可能です。
大坵生態遊歩道の所要時間は約1〜2時間です。夏場は非常に暑くなるため、飲み物や日焼け止め、日よけ用具をご準備ください。島内のタイワンヌマシカは野生で、多くは「森の中」で涼んでいます(シカも暑いのが苦手なのです!)。林の中では、静かに、そっとシカたちを探してみてくださいね。
遠くに望む大坵島(ダーチウ島)

大坵島に上陸すると、放し飼いのホンシュウジカ(梅花鹿)が出迎えてくれる

放し飼いの梅花鹿





