八八坑道の入り口には、ずらりと並んだ酒甕が迎えてくれ、トンネルに一歩足を踏み入れると、芳醇な酒の香りが身体を包み込みます。ここには「甕詰めの老酒」や「高粱酒(ガオリャン)」が貯蔵されており、円筒状の貯蔵タンクには原尊陳高、陳年高粱、陳年大麴などが保存されています。並べられたタンクと酒甕は、写真スポットとしても人気です。
「八八坑道」という名称は、蒋介石の88歳の誕生日にちなんで名付けられたもので、全長200メートル、花崗岩で造られたトンネルです。もともとは先住民が海賊から身を守るための洞窟として利用され、その後は軍の戦車用トンネル、さらには中華電信の通信施設として使用されたこともありました。現在では、馬祖酒廠が地酒を熟成・保管する場所となっており、年間を通して15〜20℃の安定した気温が、酒の香りと味を深めています。
酒の香りに酔いしれた後は、すぐ隣の「馬祖酒廠」を訪れ、数々の賞を受賞した銘酒や限定酒の見学・試飲を楽しむことができます。
南竿の八八坑道 の入口。

八八坑道の内部。貯蔵タンクと酒甕(さけがめ)が並び。

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