馬祖バーガーは、馬祖で親しまれているご当地グルメのひとつです。小麦粉を練って中央に穴をあけた小さな丸いパンにゴマをふりかけ、かまどの壁に貼り付けて炭火で焼いた「繼光餅」を、油で揚げて黄金色に仕上げます。それを横にカットし、ネギ入り卵焼きと豚カツ、生牡蠣のオムレツ、梅干しと豚肉の煮込み、ニラ炒めのひき肉など、さまざまな具材を挟んでいただきます。味のバリエーションが豊富で、食べごたえがあり、噛めば噛むほど風味が増す一品です。地元の人々の朝食として定番であり、来客へのおもてなし料理としても喜ばれています。
「繼光餅」には興味深い物語もあります。明代の将軍「戚繼光」が倭寇を追撃する戦の最中、兵士たちの食事時間を短縮するために考案された保存食が始まりです。餅の中央に穴をあけて紐でつなぎ、首に掛けて簡単に食べられるようにしたのです。現代では多様なアレンジが加えられ、創作料理として楽しまれています。お土産としても人気があり、自分好みの馬祖バーガーをDIYで作る楽しみ方もあります。
「馬祖バーガー」とも呼ばれる継光餅。磯の風味豊かな牡蠣(かき)の餡が特徴の伝統的な軽食です。
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馬祖バーガーとも呼ばれる継光餅(けいこうへい)。

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