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福正集落

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東莒には「夏は福正、冬は大浦」という言葉があります。東莒島の南端に位置する大浦村では冬は東北季節風が遮られ、北端に位置する福正村は夏に西南の風が吹き、非常に住みやすくなっています。このため、昔の東莒島の住民はこのように言って、季節に応じて2つの村を行き来して魚を捕まえていました。

福正村はかつて東莒で最も繁栄した村落でした。しかし、漁獲量が激減し、人口が流出すると、かつての繁栄は過去のものとなってしまいました。廃屋となった石家屋の裏には東犬灯台がひっそりと建ち、その他は静かに村を見守る白馬尊王廟があるだけです。

廃墟となってしまった空間にたたずんでいると、誰もが物思いにふけるはずです。ここには静寂の美が満ちており、馬祖の伝統集落がもつ独特な人文気風も感じられます。最近は政府によって伝統家屋の保存が進められており、人気のない寂しいスポットから珍しい文化遺産へと生まれ変わっています。福正集落の建築様式の多くは簡単な「二落水(斜面が二つの屋根)、乱石砌(大小さまざまな石を積み重ねる方式)」で、芹壁集落とはまた異なる雰囲気を有しています。