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::: ホーム馬祖風情畫 南竿で遊ぶ   北海坑道(南竿)

北海坑道(南竿)

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1968年、戦略上の必要に応じて「北海計画」が開始され、馬祖地区では多くの「地下埠頭」が築かれました。これは遊撃戦の船舶を停泊するのに用いられたものです。今日では馬祖地区における特殊な「戦地景観」となっています。この北海坑道を訪れなければ、馬祖を訪れたとは言えないというほどの必見スポットです。

北海坑道は鉄板海岸線に位置します。山腹の奥へ入っていくと、岩壁をくりぬき、「井」の字の形に交差した水路が現れます。水路の高さは18メートル、幅10メートル、長さ640メートルで、満潮時の水位は8メートルに達し、干潮時は4メートルになります。歩道の全長は700メートルで、一周するのに約30分かかります。潮の満ち引きに合わせて、干潮の時に進入することができます。

この地底の坑道は100あまりの上陸型小型船を収納できます。当時は難易度の高い工事と見なされており、2師団、3歩兵団、1工兵団、1台のダンプ車を組み合わせて3組を編成し、昼夜関係なく工事にあたりました。完成までには820日の日数を要しました。当時は工事道具が簡素なものであったため、ダイナマイトの爆破以外はすべて人力に頼り、花崗岩の壁を一削り一削りしていきました。このため、多くの官兵が犠牲となりました。こうした規模の大きな難工事は神業とも讃えられています。かつて戦雲が立ちこめていた時代には北海坑道は地下埠頭の運用を補う役割を担っていました。今日、坑道の奥へと進んでいくと、壮観な岩壁に薄暗い影が揺れ動き、行楽客は無意識に驚きの声を発しています。

注意事項:行楽客に一般開放されていますが、昼間の干潮の時だけ参観することが可能です。訪問される方は潮の満ち引きの時間に注意してください。