ここは西莒に出入りするための重要なゲートで、莒光郷の行政の中心となっています。西莒島で最も賑やかな集落です。山の斜面に沿って築かれた青帆村は見晴らしがよく、海面には遮るものが何も見当たりません。白っぽく見える山の集落は遥か遠くまで広がる青空と組み合わさり、まるで地中海のような風景となっています。
集落を歩いていると、家屋と家屋の間の石壁や階段の上に標語が見られ、まるでタイムスリップしたかのような気分になります。青帆境天后宮は古い町並みの上方に位置し、港そばの威武陳元帥廟は本村および全島の信仰の中心となっており、線香の煙が絶えません。