馬祖北竿北海坑道 4/25に再開放 歴史の風格を再現
北竿北海坑道は、交通部観光署馬祖国家風景区管理処(以下、「馬管処」)が推進する北竿地区最重要の観光スポットの一つです。過去の戦略的要因により、坂里から午沙を貫通する北海坑道が建設され、1992年の戦地政務解除後、観光用途に転じて2006年から一般開放されました。坑道は全長500メートルあまり。馬祖各島の坑道とは異なり、まっすぐな坑道は参観価値が高く、馬祖極具戦地の特色ある観光名勝地です。
しかし、2016年の雨季の影響により午沙坑道入口付近で巨石の崩落が発生。安全を考慮して、坑道は一時封鎖されました。岩盤崩落が安定した後の2023年、馬管処が整備計画に着手し、評価の結果、坑道の深部になお安全上の懸念があり、全面的な通行開放は難しいものの、重なる困難を克服して坑道前段部分の開放にこぎつけました。衛生施設も同時に整備し、参観者の安全を第一として、北竿の旅行スポットがまた一つ増えました。スローライフと徒歩の旅をコンセプトに、今後は坂里白馬尊王廟から出発し、40拠点、坂里ビーチ、天后宮、坂里大宅、北竿ビジターセンター、37拠点を見学後、北海坑道に入る遊覧ルートを整備する計画です。道中の景観と美食を体験しながら、ゆったり徒歩の旅が楽しめます。
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