

定番スポットを巡る
馬祖の四つの主要な島はそれぞれ異なる個性を持ち、海島ならではの魅力が広がっています。初めての訪問でも、深く巡る旅でも、どの島にも独自の物語が待っています。
南竿島
生活環境が整った島で、雲台山からの島々の絶景、伝統的な石造り家屋が残る津沙集落の散策、八八坑道や大漢据点の見学など、戦地文化を体感できる見どころが豊富です。夜には「ブルー・ティアーズ」を観賞できるチャンスもあります。
北竿島
美しい海岸線と文化景観が魅力。石造り建築で知られる芹壁集落は、馬祖を代表する閩東建築の村です。橋仔漁港や塘后ビーチでは、夕日や海景を楽しみながら、ゆったりとした北竿の雰囲気を味わえます。
大坵島(北竿郷)
無人島で自然環境が良好に保たれており、野生の梅花鹿が自由に歩き回っています。一年を通して鹿観賞ができ、馬祖ならではの生態体験として人気です。環島歩道からは壮大な海景を眺められ、静寂な島時間を楽しめます。
東莒島
清らかで美しい自然が広がり、「ブルー・ティアーズ」の観賞地としても知られています。大埔石刻、灯台、秘境の湾など、旅人に人気のスポットが点在しています。昼は海岸歩道を散策し、夜は海面に揺らめく光を待つ、静かな島旅に最適です。
西莒島
島の北西に位置する坤坵ビーチは、広い砂浜と潮間帯が特徴。大きな干潮時には「蛇山」が姿を現し、砂地の道が独特の潮間帯景観を見せます。また、特殊な地形と潮流の交差により、海面に規則正しい模様が現れる「方塊海(スクエアシー)」という希少な自然現象が見られることでも有名です。

祭事と文化を感じる
伝統信仰、自然現象、文化体験、スポーツイベントまで、馬祖では一年を通して多彩な行事が行われ、島の活気と温かい人情が感じられます。
春には「元宵擺暝カーニバル」が開催され、灯火と紙製の神像が華やかに街を彩ります。
春の終わりから夏にかけては「ブルー・ティアーズ」を追い求める旅が人気となっています。
夏は東引の海鳥観賞や海上エコツアー、大坵島での梅花鹿観賞など、自然とのふれあいが楽しめます。
秋には荘厳な「媽祖昇天祭」が行われ、地域全体で祈りを捧げます。また、鉄板焼塔節の活気ある雰囲気も魅力です。
冬には「馬祖国際マラソン」が開催され、国内外のランナーが島々の景観を駆け抜けます。
どの季節でも、馬祖ならではの祭りと文化に出会い、心に残る旅となるでしょう。

交通アクセス
馬祖へは、台湾の国内線またはフェリーでアクセスできます。
航空:台北松山空港、台中清泉崗空港、高雄小港空港から南竿空港へ。一部便は北竿空港にも到着します。所要約50〜60分で、短期旅行に便利です。
海路:基隆港からフェリーで南竿の福澳港または東引の中柱港へ。夜航とゆったりした船旅を楽しめます。
島間交通:南竿・北竿・東引・西莒・東莒の各島をフェリーが結び、柔軟にアイランドホッピングができます。
島内交通:移動はバイクが最も便利。タクシー、バス、チャーター車も利用可能で、家族やグループ旅行にも適しています。
軽い散策でも、じっくり周遊でも、馬祖の多様な交通手段で快適に島々を巡ることができます。


旅の基本情報
四つの主要島にはビジターセンターが設置され、観光案内、地図、イベント情報などを提供しています。
蛇山潮間帯、方塊海、ブルー・ティアーズなど、潮汐条件に左右されるスポットを訪れる際は、事前に潮汐表を確認することをおすすめします。
ハイキングの際は、歩道情報や開放時間を確認し、安全で快適なアウトドア体験を計画してください。
緊急時には、各島の医療ステーションや消防機関が迅速に対応します。安全ガイドラインを守り、自然と地域のリズムを尊重しながら、安心で思い出深い旅をお楽しみください。


