地中海のような美しい石家屋集落
芹壁は馬祖列島の中でも伝統的な閩東建築が最も完璧な形で保存されている集落です。この土地を代表する景観の一つです。芹壁集落は山の斜面に沿って築かれており、階段が続いています。家屋の多くは地元で採れた花崗岩を用いています。かつて村人たちは蝦の殻を捕るのを生活の糧としていましたが、外へ働きに行くようになり、人口が流出した結果、大量の空き家が残されました。これらは政府の計画によって修繕され、現在は民宿や芸術空間に再利用されています。一軒、一軒がかつての風貌を取り戻しています。集落内の曲がりくねった道を歩いていると、家屋の上に掲げられた特色ある標語が目に入り、まるでタイムスリップしたかのような気分になります。
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