山と海の間にある素朴な美
全長約700メートルの歩道はかつて后澳の住民たちが牡蠣を採ったり、釣りをしたりする際によく用いられていました。断崖に沿って階段が設けられており、往復約40分となっています。途中には見晴らし台が二ヵ所あり、最終地点からは海上に浮かぶ孔子像が眺められます。長年の季節風の影響により、歩道の植生は限られており、「風剪作用(風が木の葉を切る)」という独特な風景が見られます。樹木の形がまるで盆栽のようになっており、力強い自然の美を感じられます。
螺山自然歩道はハイキング、風景観賞、波観賞、磯りなど、さまざまなレジャーに適した歩道です。静かな山と荒々しい海の両方の景色を眼下に収められます。ゆっくりと散策する価値があります。
備考:当エリアは風が強く、傾斜が急なので、ご自身の身の安全にはくれぐれもご注意ください。