「梅花鹿(タイワンジカの島)」と言われる大坵島は北竿島の北方に位置し、交通船に乗って往来できます。かつては住民と軍人が島を守っていましたが、時代の変遷により人口が流出し、大坵島は無人島になりました。現在は馬祖で唯一、島に上陸し、観光ができる無人島です。
ここには長さ約400~500メートルの大坵生態歩道があります。歩道をゆっくり歩いていると、可愛い姿をしたタイワンジカと軍事施設が見られます。さらに夏には飛翔するアジサシが見られます。馬祖を訪れたら、ぜひ大坵島まで足をお運びください。ここは非常に特殊な生態環境を擁し、一生忘れられない思い出となるはずです。