中柱港が完成するまで、忠誠門は東引の軍人と民間人が出入りし、漁獲の上げ下ろしが行なわれる場所でしたが、現在はその機能は失われています。忠誠門は半円形の古代城壁のような建物で、壁の上には兵士像が立っています。これらはここがかつて軍事拠点だったことを物語っています。
城門をくぐり、階段を上がると、東引の繁華街-中柳村と楽華村に到着します。ここには伝統的な閩東式家屋が比較的数多く残っています。花崗岩を建材とし、質実剛健な建物となっています。「戦地の九份」という言葉がぴったりの雰囲気です。城門を上がると、雕像そばは中柱港を俯瞰するのにベストな場所となっています。