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東引はもともとは島嶼ではなく、東引と西引の二つの独立した島嶼から形成されていました。かつては二島の間には岩礁があり、「中柱島」と呼ばれていました。満潮時には孤立した海の中の島となり、引き潮になると東引から中柱島を経由し、歩いて西引まで行くことができます。
1986年に軍部が中柱港を建設した際に爆破して砕いた岩を利用し、長い堤防を築きました。これにより東引と西引が繋がり、交通が便利になりました。今では「中柱堤道」という名で親しまれています。