大坵は北竿島の北方に位置する小さな島です。動植物の生態および海蝕地形は豊富で、かつては数百名の駐屯軍人および住民がいましたが、現在はいくつかの老家屋が残るのみです。
もともとの通り道以外に、大坵島には約500メートルのメイン道路があります。歩道では軍事施設や梅花鹿(タイワンジカ)の姿が観られます。東北側は大坵の海岸地景を眺められるベストスポットです。西北側は花岡岩海岸の節理面が海水で浸食され続け、ほとんどが海蝕溝や海蝕洞などの地形に発達しています。
毎年6~9月には大坵島へ鹿を探しに行くツアーが催されます。海上から北竿の海岸や聚落、アジサシを眺められます。
大坵生態歩道は所要約1~2時間です。夏場は暑いので、お水や日焼け止めグッズを忘れずにご準備ください。島では野生のタイワンジカ(梅花鹿)が観られます。多くは樹々の間で涼んでいるので、音を立てずに探してみてください。