シンガポールのメディア関係者が馬祖の観光コースを巡る馬祖の風情をディープに体験

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日付 :2023-09-27

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マレーシアへのPRグループが8月27日〜31日に馬祖（四郷五島）の観光スポットを巡ったのに続き、交通部観光署と馬祖国家風景区管理処は共同で9月11日〜16日、今回はシンガポールのメディア関係者を招待し、海外からの潜在的な観光客に馬祖の豊かな風習や特徴ある食文化などディープな体験の旅を紹介しました。
今回のシンガポールのメディア関係者たちは、これまでの一般的な空路ではなく、新台馬輪（フェリー）で馬祖を訪れ、東引と南北竿島のスロートラベルを深く体験。観光コースに沿って集落の文化、地質の景観、灯台の史跡など特徴的な景観やグルメを堪能したほか、個人旅行スタイルで馬祖のグルメと楽しさを探索しました。
旅行ジャーナリストで現在はフリーライターの梁麗庭さんは、普段あまり写真に写り込みませんが、今回のディープな旅では馬祖の青い海と空があまりにも美しいため、カメラを手に記念撮影をしていました。例えば、東引にて「無敵の海景」と称される崖にある東引灯台では、2時間滞在して20枚近く記念撮影し、東引の美しさを堪能しました。情趣に富む石造りの集落では、「すてき、美しい」と連呼し、芹壁集落や津沙集落をバックに写真をたくさん撮っていました。最後に、馬祖は治安が良くぐっすり眠れたと称賛し、今回の馬祖のスロートラベルで得た幸せな気分をSNSでシェアしました。
梁麗庭さんは馬祖の美しい景色をおすすめするほか、東引の鼎辺糊（福建省の名物料理）の作り方を記録し、スープをおいしくする食材を明かしています。また、東洋と西洋を融合させた創作料理の老酒ピザ、お酒の香りが広がる老酒麺線、老酒卵焼き、今が旬の新鮮な魚介類（ムール貝、カメノテ）、馬祖のデザート黄金餃（さつまいも餃子）など、ご当地グルメの体験もシェアしています。なかでも、黄金餃の皮はさつまいもと片栗粉を捏ねたもので、餡はピーナッツと砂糖を同じ割合で合わせ、適量のゴマ、五香粉、ラード、ネギなどの具材を混ぜて作られています。揚げると皮がモチモチになり、噛み応えがあるほか、花生糖（ピーナッツ菓子）のようなさっぱりした甘みがあります。梁麗庭さんが今回馬祖で味わったグルメの中で、黄金餃が一番のお気に入りとのことでした。メディア関係者のみなさんがシェアする絶景やグルメの写真を通じ、シンガポールからの観光客に馬祖の豊かな文化、景観、ご当地グルメをアピールできることが期待されます。
馬祖における閩東文化の建築やご当地グルメは観光資源の重要なポイントです。馬祖旅行では、美しい景色を観賞できるほか、現地の名物料理に舌鼓を打つことができ、素晴らしい旅を楽しみながら馬祖を知る方法の一つになります。馬祖国家風景区管理処は「シンガポールも中華圏であり、居住者の多くも中国沿海部出身です。今回、シンガポールのメディア関係者のみなさんにスロートラベルの観光コースを体験いただいたことで、シンガポールにおいて馬祖の閩東建築やご当地グルメの露出が増えることを願っています。シンガポールを含む多くの外国人観光客が馬祖を訪れ、趣の異なる離島の旅と食文化を楽しんでいただきたい」と述べています。

淡菜料理（ムール貝料理）写真：林子敬淡菜料理（ムール貝料理）写真：林子敬