馬祖北竿島には独特な戦地の文化が残っており、季節風や海流、地理的条件の影響を受けて形成された高く険しい地形は、多くのランナーのチャレンジ目標となっています。2017年から開催されてきた北竿ハードマラソンは、今回で第7回を迎えます。今年は「北竿硬地マラソン 勇者不懼(勇者は懼ず)」をテーマに3月18日スタート予定です。限りなく広がる海を見ながら次々と現れる坂道を駆け抜ける北竿ハードマラソンは、ランナーの脚力や忍耐力が試されるだけでなく、美しい景色を堪能できることから、各地から多くのランナーが競ってエントリーしています。
近年の馬祖では、気軽なプチ旅行やレジャー、スロー・トリップが人気です。北竿の伝統的な閩東建築の集落や軍事施設など戦地の風貌が残るエリアは、観光客が必ず訪れる人気の観光スポットです。また、「馬祖の地中海」と呼ばれる海を臨む山の斜面に築かれた芹壁集落、季節によって藍眼涙(青の涙)が見られる塘后道ビーチ、かつての緊迫感あふれる歴史を記録する戦争和平紀念公園、一風変わった「三廟一体」の特殊な光景が広がる橋仔集落、至る所で可愛い梅花鹿(タイワンジカ)の姿が見られる大坵島、そして今回のマラソンの壁山コースで挑戦していただく馬祖最高峰の壁山も外せない観光スポットです。
第7回大会では計5コースが用意されています。限界への挑戦「50Kスーパーフルマラソン」、心地よい程度の距離を走る「25Kスーパーハーフマラソン」、極限に挑戦する「12.5Kチャレンジコース」、最もストイックな「5K壁山コース」、親子向けの「4Kレジャーコース」など、家族や友人と一緒に実力に合ったコースで最もハードな北竿マラソンに挑戦してください。なお、エントリー者全員に参加記念品や完走記念品をご用意しています。美しい思い出と共にお持ち帰りください。
今年の北竿ハードマラソンでは、沿道に塘岐村、坂里大宅、尼姑山、芹壁集落、橋仔村などの景色を楽しむことができます。マラソンに挑戦するだけでなく、北竿の海と山、そして伝統的な閩東建築の景色が一望できるチャンスです。観光情報は馬祖国家風景区管理処公式ウェブサイトhttps://www.matsu-nsa.gov.tw/index.aspx?l=3 ならびにfacebook「馬祖北竿ハードマラソン」特設サイトhttps://www.facebook.com/MatsuBeiganUltraMarathon/?locale=zh_TWをご覧ください。
出典:第七回馬祖北竿ハードマラソン要項、交通部観光局馬祖国家風景区管理処
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北竿橋仔集落の三廟一体(写真提供:菓菓整合有限公司)
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北竿芹壁集落のコース沿道(写真提供:菓菓整合有限公司)
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北竿塘岐村の街並み(写真提供:菓菓整合有限公司)
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北竿戦争和平紀念公園(写真提供:菓菓整合有限公司)
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